北輝次郎・西田税の公判調書

国立公文書館が保管する「昭和11.2.26叛乱事件訴訟記録(32冊のうち第25号)東京陸軍軍法会議」(閲覧番号 平28軍法0034で検索してください)には北輝次郎、西田税ほかの公判記録が収められています。
第1回公判は昭和11年10月1日、昭和11年10月22日の第12回公判にて両名に死刑求刑、昭和12年8月14日結審。
青年将校の一部は北一輝(輝次郎のこと)の「日本改造法案大綱」の思想に影響されたと言われるが事件そのものには関与していないにかかわらず死刑を宣告された。
なお、「32冊のうち24号」は西田税の調書であるが、渋川善助、安藤輝三、磯部浅一、栗原安秀、村中孝次の証人尋問調書も収められている。
昭和12年8月19日北輝次郎、西田税、村中孝次、磯部浅一の4名は銃殺により処刑された。